この記事は、2名の不動産のプロが共同執筆しています。 業界歴30年以上。元大手住宅メーカー店長。住宅ローンアドバイザー。注文住宅・メンテナンス・リフォーム事業での経験も長く、長期視点でのアドバイスに定…
この記事は、2名の不動産のプロが共同執筆しています。
業界歴30年以上。元大手住宅メーカー店長。住宅ローンアドバイザー。注文住宅・メンテナンス・リフォーム事業での経験も長く、長期視点でのアドバイスに定評。毎月無料住宅ローン相談受付中。
関西圏の新築建売物件・中古物件を年間1,500棟以上チェックし、厳選した一戸建てをYouTubeで365日紹介。顧客の物件へのご要望に対する物件選定、比較などマッチング精度に定評。公式LINEでおすすめの公開前物件情報なども配信。
「新築建売は価格が手頃。でも、本当に買って後悔しない？」
そんな不安の声に、住宅メーカー店長として何百棟も引き渡しを見届けてきた筆者が答えます。実際、建売住宅は“当たり外れ”が大きく、表面だけ見て購入してしまった方からの「もっとよく見ればよかった…」という後悔も少なくありません。
この記事では、後悔しない建売住宅の選び方を、元住宅メーカー店長としての経験から具体的にお伝えします。
Contents
「後悔したくない人」が見落としがちな5つの盲点
1. 価格の安さに飛びついてしまう
一見お得に見えても、実は「安く見せている」だけのケースも。設備・断熱・土地条件などで差がついていることが多く、入居後の不満が出やすいポイントです。
2. “今すぐ買える”の誘惑に負ける
建売の魅力は「完成済で内覧OK、即入居可」。でも、本来必要なチェック（地盤、周辺環境、施工体制）を飛ばしてしまうと、長期的な後悔につながります。
3. 間取り図で「使いやすそう」と思い込む
図面上では広く見えるLDKが、実際に家具を置くと通路が狭すぎるケースも。「メジャーを持って現地で測る」だけで失敗は避けられます。
4. 保証やアフターの確認を忘れる
販売会社が異なれば、アフター体制も全く異なります。「どこまで保証してくれるのか」「施工会社がどこなのか」は必ず確認を。
5. 将来のライフスタイルを想定していない
「駅近で便利」でも、家族が増えた時に駐車場が1台分では足りない、子ども部屋が足りないなど、後から不便に。10年後の暮らしを見据えた判断が大切です。
プロが見ている「買って後悔しない建売」の共通点
● 建物の基礎・構造がしっかりしている
→ 基礎の高さ、鉄筋の配置、防湿対策など、長く住むうえでの耐久性を確保しているかを確認。
● 室内の“空気感”に違和感がない
→ 天井高・採光・換気性能など、図面では分からない要素も現地で実感できます。
● メーカー品番付きの設備仕様書がある
→ お風呂・給湯器・サッシなどの仕様が明確で、交換や修理の際も安心です。
● 雨の日に現地チェックをしている
→ 雨の日に水が溜まりやすいか、玄関前の排水が甘くないかをチェック。雨漏りのリスクも把握できます。
● 周辺の完成済物件と比べてもコスパが良い
→ 同時期・同価格帯の他物件と比較した際に「価格の割に設備がしっかりしている」「土地が広い」など、相対的な魅力があるかが重要。
奈良県で「後悔しやすい」パターンと対策
◆ 斜面地や擁壁ありの物件
擁壁の老朽化やメンテナンス責任が明確でないと、後から高額な修繕負担が発生するリスクがあります。設計図面や役所への確認が必要です。
◆ 日当たりが悪い密集地
立地が良くても、三方向が隣家に囲まれているなど採光が取れない物件は、居住満足度が下がりがちです。
◆ 旧開発地で水道や排水が古い
表面的にはキレイでも、インフラの老朽化で入居後の追加工事が発生することも。
チェックリスト：内覧時に見るべき10項目
- 基礎や外構のヒビ割れ・沈下がないか
- 玄関ドアや窓の建付けがスムーズか
- コンセントの配置と数（特に冷蔵庫・テレビ周り）
- キッチンの天板高さが合っているか
- バルコニーの排水口の有無と勾配
- 隣地との境界杭が明確か
- 収納の奥行き・高さが実用的か
- 室内ドアの開閉が家具と干渉しないか
- トイレの背面・側面の余裕（掃除のしやすさ）
- 雨樋・屋根からの排水経路の確認
よくある相談Q&A（5選）
Q1：建売ってどれくらい値引きできる？ A：完成から3ヶ月以上経過している物件であれば、数十万円〜交渉できることも。ただし、人気物件は即完売なので見極めが重要です。
Q2：見学時に床下や天井裏を見せてもらえる？ A：本気で検討している旨を伝えれば、多くの現場で対応してくれます。
Q3：リフォームしたい場所があるけど相談できる？ A：可能です。アーキセンス不動産では、購入後のリフォームも一括対応しています。
Q4：どのエリアが将来的に資産価値が下がりにくい？ A：駅徒歩圏・学校近接・インフラ整備が進んでいる地域（例：奈良市、生駒市、王寺町など）は比較的安定しています。
Q5：モデルハウスと実際の建売、何が違うの？ A：モデルハウスはグレードアップ仕様が多く、実物と大きく異なることがあります。標準仕様のチェックを忘れずに。
アーキセンス不動産へのご相談はこのような方におすすめです
奈良県で建売住宅を検討されている方から、以下のようなご相談を多くいただいています。
① 「ネットで良い物件がなかなか見つからない…」 → 実は、建築中など大手ポータルサイトに未掲載の物件が多数あります。アーキセンス不動産では、不動産業者専用のデータベースからLINE登録者限定で新着情報を先行配信。また、ご希望のエリアや条件を送るだけで、一般公開前に希望エリアの未公開物件の個別提案が可能です。
② 「住宅ローンに不安があるが、ちょっと話し辛い…」 → アーキセンス不動産では、転職直後の方・車のローン、奨学金などの他の借入がある方・頭金があまり用意できない方・過去に延滞履歴ありの方など、ローン審査でご不安を抱えられた方の住宅ローン通過実績があります。まずは、住宅ローンアドバイザーに詳細な状況をお伝え頂ければ、問題を整理した上で皆様に最適な金融機関、プランを提案いたします。
③ 「建売物件の追加工事がしたいけど、リフォーム会社を探さないといけないのかな？」 →アーキセンス不動産では自社にリフォーム部門があるため、購入後の工事もワンストップでご相談いただけます。たとえば、食洗機や浄水器の設置などの水まわり工事、好みの位置への戸棚の造作、アクセントクロス・エコカラット施工、カーポートや太陽光発電の設置工事など、ご希望に応じたリフォームを入居後に対応可能です。※ただし、建売物件の場合、入居前のタイミングでの追加工事には対応できないケースが多いため、引き渡し後のリフォームとしてご案内しております。
④ 「この物件気に入っているんだけど、本当に買って大丈夫かな？」 → 年間1,500棟以上一戸建て物件を調査するプロが、建物の品質・立地・価格バランスを客観的にアドバイスし、本当に購入しても良いか迷われている皆様にご判断いただく様々な物件資料、周辺状況などの資料を渡した上でご判断頂いております。
⑤ 「YouTubeで見た物件を内覧したいのですが、今週末に物件内覧できますか？」 → 365日更新中のルームツアー動画と連動して、気になる物件は最短即日で内覧予約が可能です。ただし、建売物件は即日購入、アポイント確定していても前日、前々日などに先に内見された方で購入が決まる場合がある為、その際はご案内できないケースもございます。気になる物件がある際は、公開から早い段階でご希望を仰って頂けると内覧、購入できる可能性が高まります。
上記のいずれかに当てはまる方は、お気軽にご相談ください。 （※各種相談・内覧予約はすべて無料です）
対応市町村一覧
奈良市、生駒市、大和郡山市、平群町、香芝市、三郷町、王寺町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、上牧町、広陵町、河合町、天理市、大和高田市、橿原市、葛城市、桜井市、御所市、明日香村、五條市、木津川市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、柏原市 ※奈良周辺エリア（大阪府、京都府）からもお問い合わせも頂いております。
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