1. はじめに：家づくりは“お店で買う”か“オーダーメイド”か？ 家を手に入れる方法って、ざっくり分けると2種類あります。1つは自分の好みに合わせてイチから作る「オーダーメイド」スタイル（＝注文住宅）…
この記事は、2名の不動産のプロが共同執筆しています。
業界歴30年以上。元大手住宅メーカー店長。住宅ローンアドバイザー。注文住宅・メンテナンス・リフォーム事業での経験も長く、長期視点でのアドバイスに定評。毎月無料住宅ローン相談受付中。
関西圏の新築建売物件・中古物件を年間1,500棟以上チェックし、厳選した一戸建てをYouTubeで365日紹介。顧客の物件へのご要望に対する物件選定、比較などマッチング精度に定評。公式LINEでおすすめの公開前物件情報なども配信。
「去年より価格上がってる気がする…」「今買うのは損なんじゃないか？」
新築一戸建てを検討されている方の多くが、最初にぶつかるのが「買うタイミング」の悩みです。
特に奈良では、建売住宅の価格が年々上昇傾向にあり、「1年前に買っておけば…」という声も少なくありません。一方で、「安くなる時期を待ちたい」という相談も多く、情報を見極める目が求められます。
本記事では、奈良県内の不動産動向と実際の販売データをもとに、「新築が安く買えるタイミング」を2025年の展望とともに徹底解説します。
Contents
奈良の建売住宅価格は、今どうなっている？
2024年までの傾向をふまえると、奈良県内の新築建売住宅の価格は次のような特徴があります。
- 2020〜2022年：ウッドショック、半導体不足などの影響で資材価格が急騰
- 2023年以降：価格は高止まり傾向だが、建売供給数は安定
- エリア差が拡大中：奈良市内や王寺町など人気エリアでは価格高騰、南部・中部では据え置きや値下げ例も
つまり、「奈良全体で高くなっている」のではなく、「人気エリアは高騰し、それ以外は調整に入っている」というのが正確な現状です。
【結論】新築が安くなる時期は「季節」「在庫状況」「決算月」で動く
1. 価格が下がるのは「2〜3月」「8〜9月」「11月以降」が狙い目
建売住宅は、完成後できるだけ早く売りたいという事業者の意向があります。長く残ると金利や固定資産税がコストになり、値下げしてでも売却する傾向があります。
そのため、
- 2〜3月：新生活シーズンに向けた“売り切りモード”
- 8〜9月：夏休み後の在庫調整
- 11〜12月以降：決算前の大幅調整が起こることも
といった「買い手が動きやすい時期＝価格が下がりやすい時期」と重なります。
2. 長期在庫は“値下げ交渉”が通りやすい
完成から半年以上売れ残っている物件は、「あと1組決まれば販売終了」となるケースが多く、交渉余地があります。
奈良市内で過去には「同一分譲内で、同じ間取り・同じ仕様でも、販売時期の違いで100万円の差が出た」という事例もありました。
2000万円以下の物件がご紹介できる場合もあります！
2025年は“二極化”の年に？ 値上げ物件と値下げ物件が混在する見通し
2025年の奈良県内の新築建売住宅は、以下のような動きが予想されます。
● 人気エリアは値下げされにくい
奈良市、生駒市、王寺町など、駅近や交通利便性の高い地域では、新築供給が限られるため、価格が高止まりする可能性が高いです。むしろ利便性重視の世帯が競合することで「早い者勝ち」の様相となることも。
● 中南和・郊外エリアでは調整価格の物件が増加傾向
天理市、御所市、橿原市などでは、「在庫調整型」の値下げ販売が増えると見込まれます。特に完成済の建売で「立地は良いが駅距離がある」物件は、割安で購入できる可能性も。
奈良で「安く」買いたい人に向いている買い方5選
① 建築中の“公開前物件”を狙う
一般公開前の情報を事前にキャッチすれば、価格交渉や仕様変更の余地があります。LINEなどで先行情報を配信している不動産会社を活用しましょう。
② 完成後半年以上経過した建売をチェック
長期在庫物件は「処分価格」として100万円単位の値引きになることも。
③ 分譲地内の“最後の1棟”を狙う
全体が売れていて、残った1棟だけ売れていないケースでは、売主が早期売却に動くことが多いです。
④ 決算期直前に購入意思を伝えておく
企業の決算に合わせて「あと〇件売りたい」という圧力が働く時期があります。特に3月、9月、12月は交渉が通りやすい傾向があります。
⑤ リフォーム付きセット住宅で“総額を抑える”
初期の追加工事費を住宅ローンに組み込めば、見た目の価格は変わらず、実質割安に入居できるケースも。
よくあるご相談Q&A（6選）
Q1. 値下げ物件って品質に問題ない？
A. 基本的に品質は変わりません。在庫調整や販売戦略による値引きであることが多いです。
Q2. 決算期は本当に安くなりますか？
A. すべての物件が安くなるわけではありませんが、交渉が通りやすい時期です。
Q3. 建築中の物件でも値下げ交渉できる？
A. 公開前・販売前の段階であれば、販売価格や仕様変更の相談が可能な場合もあります。
Q4. 土地＋注文住宅の方が安いのでは？
A. 奈良では、分譲建売の方が建材一括仕入れなどによりコストを抑えられるため、土地購入＋注文よりも安価になる傾向があります。
Q5. 値下げされた物件はすぐ売れる？
A. はい、価格調整直後は内覧予約が集中します。公開後はすぐに動くことが重要です。
Q6. 安く買いたいが、住宅ローン審査が心配です…
A. 転職直後、頭金なし、借入ありでも通過実績は多数。まずは状況をプロに相談してみてください。
アーキセンス不動産へのご相談はこのような方におすすめです
奈良県で建売住宅を検討されている方から、以下のようなご相談を多くいただいています。
① 「ネットで良い物件がなかなか見つからない…」
→ 実は、建築中など大手ポータルサイトに未掲載の物件が多数あります。アーキセンス不動産では、不動産業者専用のデータベースからLINE登録者限定で新着情報を先行配信。また、ご希望のエリアや条件を送るだけで、一般公開前に希望エリアの未公開物件の個別提案が可能です。
② 「住宅ローンに不安があるが、ちょっと話し辛い…」
→ アーキセンス不動産では、転職直後の方・車のローン、奨学金などの他の借入がある方・頭金があまり用意できない方・過去に延滞履歴ありの方など、ローン審査でご不安を抱えられた方の住宅ローン通過実績があります。まずは、住宅ローンアドバイザーに詳細な状況をお伝え頂ければ、問題を整理した上で皆様に最適な金融機関、プランを提案いたします。
③ 「建売物件の追加工事がしたいけど、リフォーム会社を探さないといけないのかな？」
→ アーキセンス不動産では自社にリフォーム部門があるため、購入後の工事もワンストップでご相談いただけます。たとえば、食洗機や浄水器の設置などの水まわり工事、好みの位置への戸棚の造作、アクセントクロス・エコカラット施工、カーポートや太陽光発電の設置工事など、ご希望に応じたリフォームを入居後に対応可能です。 ※ただし、建売物件の場合、入居前のタイミングでの追加工事には対応できないケースが多いため、引き渡し後のリフォームとしてご案内しております。また、リフォーム工事費用を住宅ローンに組み込める場合もありますので、資金面も含めてお気軽にご相談ください。
④ 「この物件気に入っているんだけど、本当に買って大丈夫かな？」
→ 年間1,500棟以上一戸建て物件を調査するプロが、建物の品質・立地・価格バランスを客観的にアドバイスし、本当に購入しても良いか迷われている皆様にご判断いただく様々な物件資料、周辺状況などの資料を渡した上でご判断頂いております。
⑤ 「YouTubeで見た物件を内覧したいのですが、今週末に物件内覧できますか？」
→ 365日更新中のルームツアー動画と連動して、気になる物件は最短即日で内覧予約が可能です。ただし、建売物件は即日購入、アポイント確定していても前日、前々日などに先に内見された方で購入が決まる場合がある為、その際はご案内できないケースもございます。気になる物件がある際は、公開から早い段階でご希望を仰って頂けると内覧、購入できる可能性が高まります。
たとえば、食洗機や浄水器の設置などの水まわり工事、
好みの位置への戸棚の造作、アクセントクロス・エコカラット施工、カーポートや太陽光発電の設置工事など、
ご希望に応じたリフォームを入居後に対応可能です。
上記のいずれかに当てはまる方は、お気軽にご相談ください。
（※各種相談・内覧予約はすべて無料です）
対応市町村一覧
奈良市、生駒市、大和郡山市、平群町、香芝市、三郷町、王寺町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、上牧町、広陵町、河合町、天理市、大和高田市、橿原市、葛城市、桜井市、御所市、明日香村、五條市、木津川市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、柏原市
※奈良周辺エリア（大阪府、京都府）からもお問い合わせも頂いております。
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また、アーキ・センスではホームページに掲載している物件以外にもご提案できる物件が数多くございます。まずはお気軽にご希望をお聞かせください。どんなご相談にも丁寧に対応させていただきます。
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