この記事は、2名の不動産のプロが共同執筆しています。

業界歴30年以上。元大手住宅メーカー店長。住宅ローンアドバイザー。注文住宅・メンテナンス・リフォーム事業での経験も長く、長期視点でのアドバイスに定評。毎月無料住宅ローン相談受付中。

関西圏の新築建売物件・中古物件を年間1,500棟以上チェックし、厳選した一戸建てをYouTubeで365日紹介。顧客の物件へのご要望に対する物件選定、比較などマッチング精度に定評。公式LINEでおすすめの公開前物件情報なども配信。


「住宅ローン審査ってどれくらい厳しいの?」「自分の年収でいくらまで借りられる?」


建売住宅を検討するなかで、多くの方がぶつかるのが【住宅ローンの壁】です。

特に奈良エリアでは、「車のローンが残っている」「転職したばかり」「配偶者の収入を合算したい」といったご相談も多く、年収や属性だけでは判断できないケースも増えています。

本記事では、建売購入に向けた【STEP3】として、「住宅ローンの通し方」と「見極め方の基礎」をわかりやすく解説。これを読めば、無理なく・確実に通るローンの組み方が分かります。


まず知っておきたい住宅ローン審査の基本

住宅ローンは「希望すれば誰でも借りられる」ものではありません。金融機関は返済能力を見て、次の3つを中心に審査します。

1. 年収と返済比率(返済負担率)

一般的に「年収の25〜35%以内」が安全圏とされています。たとえば年収400万円なら、年間返済額は100〜140万円以内(月8〜11万円程度)が目安です。

2. 勤続年数・雇用形態

正社員で3年以上が有利と言われますが、最近では転職後1年以内でも審査が通る事例も多数。派遣・契約社員も通過事例あり。

3. 信用情報(過去の借入履歴)

スマホの分割払いやカードの延滞なども審査対象に。意外と見落としがちなのが、クレジットカードの「限度枠」や「リボ払い残高」です。


【実例あり】こんな方でも通りました!

  • 事例①:転職後3ヶ月/車のローンあり/年収450万円
    金融機関を複数比較し、審査が比較的柔軟な地方銀行で承認。
    転職直後でも、勤務先や職歴、家計状況を踏まえた提案によりスムーズにローン実行。
  • 事例②:シングルマザー/勤務16年/年収320万円/ボーナスなし
    「家賃並みの月7万円以内で返済できること」を前提に物件を提案。

【住宅ローンを通すためのコツ5選】

1. 借入希望額は「月々支払」ベースで考える

物件価格を見るより、「月9万円以内に抑えるには、いくらまで借りられるか?」と逆算すると無理のない計画に。

2. 審査前に「使っていないカード」を解約・整理

クレジットカードやキャッシング枠は「借入予備軍」と見なされるため、不要なカードは事前に整理を。

3. 車のローン・奨学金は「残高証明」を準備

住宅ローン審査では「いくら返しているか」よりも「どれくらい残っているか」が重視されます。

4. 配偶者・家族の収入合算を検討

パート・アルバイトも一定の年収があれば「収入合算」対象に。ペアローンの選択肢も。

5. 金融機関は“相性”が大事

大手銀行でNGでも、地方銀行や信用金庫でOKになるケースも。複数の金融機関に並行申込できるかを確認しましょう。


【失敗しない見極め方】「低金利だけ」で選ぶのは危険?

金利だけを見て住宅ローンを決めてしまうと、以下のような落とし穴も。

  • ネット銀行系:金利は低いが「団信(生命保険)が有料」「審査が厳しい」
  • 地銀・信金:金利は高めでも「審査が柔軟」「ローン実行が早い」

自分にとっての「通る・安心・スムーズ」の三拍子が揃ったローンがベストです。


よくあるご相談Q&A(6選)

Q1. 住宅ローン審査って、何を提出するの?
A. 源泉徴収票・身分証明書・健康保険証・住民票などが基本。会社員なら給与明細2〜3ヶ月分も必要になることがあります。

Q2. 車のローンがあると通らない?
A. 影響はありますが、他の条件次第では十分に通過可能です。返済負担率とのバランスが大切です。

Q3. 頭金なしでもローンは組める?
A. はい、多くの方がフルローンで購入されています。諸費用ローン付きのケースもあります。

Q4. 夫婦で共働き。どちらの名義で組めばいい?
A. 世帯全体で安定した収入があるなら、ペアローンまたは収入合算が有効です。それぞれの信用状況にもよります。

Q5. 過去に延滞があるけど、通る可能性は?
A. 5年以上前の延滞であれば、通過実績は多数。信用情報の内容によって異なります。

Q6. 「事前審査」って何のためにやるの?
A. 本審査前に「この人にはいくらまで貸せそうか?」をチェックする段階。事前通過で購入の具体的な交渉が進められます。


アーキセンス不動産へのご相談はこのような方におすすめです

奈良県で建売住宅を検討されている方から、以下のようなご相談を多くいただいています。

「ネットで良い物件がなかなか見つからない…」
→ 実は、建築中など大手ポータルサイトに未掲載の物件が多数あります。アーキセンス不動産では、不動産業者専用のデータベースからLINE登録者限定で新着情報を先行配信。また、ご希望のエリアや条件を送るだけで、一般公開前に希望エリアの未公開物件の個別提案が可能です。

「住宅ローンに不安があるが、ちょっと話し辛い…」
→ アーキセンス不動産では、転職直後の方・車のローン、奨学金などの他の借入がある方・頭金があまり用意できない方・過去に延滞履歴ありの方など、ローン審査でご不安を抱えられた方の住宅ローン通過実績があります。まずは、住宅ローンアドバイザーに詳細な状況をお伝え頂ければ、問題を整理した上で皆様に最適な金融機関、プランを提案いたします。

「建売物件の追加工事がしたいけど、リフォーム会社を探さないといけないのかな?」
→ アーキセンス不動産では自社にリフォーム部門があるため、購入後の工事もワンストップでご相談いただけます。たとえば、食洗機や浄水器の設置などの水まわり工事、好みの位置への戸棚の造作、アクセントクロス・エコカラット施工、カーポートや太陽光発電の設置工事など、ご希望に応じたリフォームを入居後に対応可能です。 ※ただし、建売物件の場合、入居前のタイミングでの追加工事には対応できないケースが多いため、引き渡し後のリフォームとしてご案内しております。また、リフォーム工事費用を住宅ローンに組み込める場合もありますので、資金面も含めてお気軽にご相談ください。

「この物件気に入っているんだけど、本当に買って大丈夫かな?」
→ 年間1,500棟以上一戸建て物件を調査するプロが、建物の品質・立地・価格バランスを客観的にアドバイスし、本当に購入しても良いか迷われている皆様にご判断いただく様々な物件資料、周辺状況などの資料を渡した上でご判断頂いております。

「YouTubeで見た物件を内覧したいのですが、今週末に物件内覧できますか?」
→ 365日更新中のルームツアー動画と連動して、気になる物件は最短即日で内覧予約が可能です。ただし、建売物件は即日購入、アポイント確定していても前日、前々日などに先に内見された方で購入が決まる場合がある為、その際はご案内できないケースもございます。気になる物件がある際は、公開から早い段階でご希望を仰って頂けると内覧、購入できる可能性が高まります。

上記のいずれかに当てはまる方は、お気軽にご相談ください。
(※各種相談・内覧予約はすべて無料です)


対応市町村一覧

奈良市、生駒市、大和郡山市、平群町、香芝市、三郷町、王寺町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、上牧町、広陵町、河合町、天理市、大和高田市、橿原市、葛城市、桜井市、御所市、明日香村、五條市、木津川市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、柏原市
※奈良周辺エリア(大阪府、京都府)からもお問い合わせも頂いております。

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また、アーキ・センスではホームページに掲載している物件以外にもご提案できる物件が数多くございます。まずはお気軽にご希望をお聞かせください。どんなご相談にも丁寧に対応させていただきます。

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