【STEP2】現地見学で絶対に見るべき5つの視点

この記事は、2名の不動産のプロが共同執筆しています。

業界歴30年以上。元大手住宅メーカー店長。住宅ローンアドバイザー。注文住宅・メンテナンス・リフォーム事業での経験も長く、長期視点でのアドバイスに定評。毎月無料住宅ローン相談受付中。

関西圏の新築建売物件・中古物件を年間1,500棟以上チェックし、厳選した一戸建てをYouTubeで365日紹介。顧客の物件へのご要望に対する物件選定、比較などマッチング精度に定評。公式LINEでおすすめの公開前物件情報なども配信。

「間取りも立地も良さそうだけど…実際のところどうなの？」

ネットで見て気になる物件を見つけたら、次に行うのが【現地見学】です。ところが、「現地に行ったけど、どこを見ればいいかわからなかった」「内装しか見ずに決めて後悔した」という声も少なくありません。

本記事では、建売住宅の購入検討における【STEP2】として、「現地見学で絶対に見るべき5つの視点」をプロ目線で具体的に解説します。

Contents

視点①【外構・駐車場】車の出し入れと使い勝手を必ずチェック
視点②【室内の日当たり・風通し】内覧時間帯にも注目
視点③【収納と生活動線】“暮らしやすさ”の要
視点④【建物の品質・施工状態】細部の仕上がりをよく見る
視点⑤【近隣環境・音・におい】周辺の“リアルな暮らし”を体感
よくあるご相談Q&A（6選）
アーキセンス不動産へのご相談はこのような方におすすめです

視点①【外構・駐車場】車の出し入れと使い勝手を必ずチェック

ネットでは分かりにくいのが、実際の駐車のしやすさ。次の点は現地で確認を。

駐車場の幅・奥行（車種によっては出入りがギリギリ）
前面道路の幅と交通量（特に朝・夕方はチェック）
敷地境界のポールやブロックが邪魔にならないか
雨の日の水たまりや段差の有無（靴が汚れるような構造か）

また、外構が未完成な物件では「コンクリート仕上げになるか」「砕石のままか」など仕様確認が重要です。

視点②【室内の日当たり・風通し】内覧時間帯にも注目

図面では南向きでも、隣家の建物によっては日当たりが遮られることがあります。

リビングにしっかり光が入っているか（午前・午後どちらもチェック）
2階の寝室や子ども部屋が暗くないか
窓の位置と数（換気しやすいかどうか）
室内に風が通る配置か（2面採光かどうか）

特に「リビングが暗い」と生活全体に影響するため、天気の良い日・悪い日両方で見学できるとベストです。

視点③【収納と生活動線】“暮らしやすさ”の要

モデルルームのような家具配置に惑わされがちですが、実際の生活では収納量と動線がカギを握ります。

玄関収納（家族分の靴が入るか）
キッチン周りの収納やパントリー
洗面所にタオルや下着を置けるスペースがあるか
2階の廊下収納や各部屋のクローゼットの奥行
階段位置と家事動線の流れ

「収納家具を買い足す前提」になっている物件は、思った以上に生活スペースが狭くなることも。

視点④【建物の品質・施工状態】細部の仕上がりをよく見る

完成済みの建売住宅は、実際の仕上がりを自分の目で確かめられることが大きな魅力です。
住み心地や安心感は、細かな部分の仕上がりや設備の使いやすさにも影響してきます。

見学の際には、以下のようなポイントに注目してみましょう：

床や壁の境目、クロスの貼り具合が自然かどうか
サッシの開閉がスムーズかどうか
床鳴りやドアの動きに違和感がないか
キッチンや浴室など、設備の使い勝手や設置位置
外壁や基礎など、外回りの仕上がりを含めた全体の印象

こうしたちょっとした違和感”を見逃さないことが、実際の暮らしの快適さにつながります。
図面だけではわからない部分こそ、「実物を見て感じること」を大切にすると、住んでからの満足度にもつながります。

視点⑤【近隣環境・音・におい】周辺の“リアルな暮らし”を体感

現地に行かないと分からないのが、「周辺の空気感」です。

隣の家との距離（窓が向かい合っていないか）
近くに工場や畑があるか（においや虫の発生）
騒音（車・電車・近隣施設）
昼と夜、平日と休日の違い（曜日・時間帯で雰囲気が変わる）

現地の滞在時間は最低でも30分以上確保し、周囲を歩いてみると雰囲気がよく掴めます。

よくあるご相談Q&A（6選）

Q1. 内覧時に写真は撮ってもいい？
A. 基本的にOKです。家具配置の参考や比較検討に役立ちます。気になる箇所も記録しておきましょう。

Q2. 売主や工務店の名前って大事？
A. 非常に重要です。建物の品質・アフター対応に大きく関わります。実績のある業者かどうかは事前に確認を。

Q3. 住宅性能表示って何？
A. 建物の耐震性・断熱性などを第三者機関が評価する制度です。評価書があると、一定の性能水準が保証されます。

Q4. 同じ分譲地でも見学すべき？
A. はい。日当たり、風通し、眺望、隣家との距離など微妙な違いが価格以上の影響を与えることがあります。

Q5. 「未完成物件」はどう見学するの？
A. 同施工業者の完成済み物件を案内してもらうと仕様イメージがわかります。建築中の現場を見せてもらうことも可能です。

Q6. 家族で見学するときのポイントは？
A. 大人は収納・動線、子どもは部屋の明るさ・広さを見て感じることが多いです。それぞれの目線で意見を出し合いましょう。

アーキセンス不動産へのご相談はこのような方におすすめです

奈良県で建売住宅を検討されている方から、以下のようなご相談を多くいただいています。

① 「ネットで良い物件がなかなか見つからない…」
→ 実は、建築中など大手ポータルサイトに未掲載の物件が多数あります。アーキセンス不動産では、不動産業者専用のデータベースからLINE登録者限定で新着情報を先行配信。また、ご希望のエリアや条件を送るだけで、一般公開前に希望エリアの未公開物件の個別提案が可能です。

② 「住宅ローンに不安があるが、ちょっと話し辛い…」
→ アーキセンス不動産では、転職直後の方・車のローン、奨学金などの他の借入がある方・頭金があまり用意できない方・過去に延滞履歴ありの方など、ローン審査でご不安を抱えられた方の住宅ローン通過実績があります。まずは、住宅ローンアドバイザーに詳細な状況をお伝え頂ければ、問題を整理した上で皆様に最適な金融機関、プランを提案いたします。

③ 「建売物件の追加工事がしたいけど、リフォーム会社を探さないといけないのかな？」
→ アーキセンス不動産では自社にリフォーム部門があるため、購入後の工事もワンストップでご相談いただけます。たとえば、食洗機や浄水器の設置などの水まわり工事、好みの位置への戸棚の造作、アクセントクロス・エコカラット施工、カーポートや太陽光発電の設置工事など、ご希望に応じたリフォームを入居後に対応可能です。 ※ただし、建売物件の場合、入居前のタイミングでの追加工事には対応できないケースが多いため、引き渡し後のリフォームとしてご案内しております。また、リフォーム工事費用を住宅ローンに組み込める場合もありますので、資金面も含めてお気軽にご相談ください。

④ 「この物件気に入っているんだけど、本当に買って大丈夫かな？」
→ 年間1,500棟以上一戸建て物件を調査するプロが、建物の品質・立地・価格バランスを客観的にアドバイスし、本当に購入しても良いか迷われている皆様にご判断いただく様々な物件資料、周辺状況などの資料を渡した上でご判断頂いております。

⑤ 「YouTubeで見た物件を内覧したいのですが、今週末に物件内覧できますか？」
→ 365日更新中のルームツアー動画と連動して、気になる物件は最短即日で内覧予約が可能です。ただし、建売物件は即日購入、アポイント確定していても前日、前々日などに先に内見された方で購入が決まる場合がある為、その際はご案内できないケースもございます。気になる物件がある際は、公開から早い段階でご希望を仰って頂けると内覧、購入できる可能性が高まります。

上記のいずれかに当てはまる方は、お気軽にご相談ください。
（※各種相談・内覧予約はすべて無料です）

対応市町村一覧

奈良市、生駒市、大和郡山市、平群町、香芝市、三郷町、王寺町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、上牧町、広陵町、河合町、天理市、大和高田市、橿原市、葛城市、桜井市、御所市、明日香村、五條市、木津川市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、柏原市
※奈良周辺エリア（大阪府、京都府）からもお問い合わせも頂いております。